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存在感のコントロール
藤井徹貫氏が書くブログ
globe decade Blog」に
興味深い記述を発見しました。

ボーカルのKEIKOは、
存在感の発散量をコントロールしている
という記述です。

歌っていない時は光の弱いところに下がり、
MARCのラップやTKパフォーマンスを引き立たせる…
舞台にいながらにして、観客の注目を「他に譲る」「移す」
という徹貫氏の解釈です。

また、昨年のTM NETWORKの
武道館ライブを思い返せば、
同じようなことがありました。
徹貫氏によるライブ・レポより。

基本的な立ち位置は、舞台中央の客席側から奥へ、
ウツさん、木根さん、TKの順。奥のTKが一番高い。

そして、TKソロの時、他の二人はカミシモに散りました。
TKソロを際立たせるためだろう、とは徹貫氏の解釈。

TM NETWORKの方では、
「存在感の発散量のコントロール」
という言葉は出てきませんでしたが、
おそらくglobeのブログと
同じ観点で書かれたのでしょう。

最近気になっていたことと
妙にシンクロしたので、ここに引用してみました。

以下は理屈のカタマリです。

------------------------------------------------------
芝居における「存在感のコントロール」。



舞台で役者が話す・動く・表情を変える。
音や動き、変化に観客は反応します。

音、声、動き、光の種類が変わったり、
その水準が変化したりすれば、
観客はそうした変化を情報として
取り入れなければなりません。

■■■
人間が頭の中で処理できる情報には
もちろんリミットがあります。

ですから、シンプルにしないと、
観客が「ついていけない」状態に
なってしまうのです。

そこで、重要な情報を届けるため、
伝える情報をセレクトせねばなりません。
無駄な情報をカットするわけです。

ある場面で複数の役者がいる場合、
「中心となる存在」を引き立たせるために、
それ以外は「存在感」を弱める

このことは重要だと思います。

■■■
思うに、観客は
中心的な存在に注意を向けるため、
際立つ存在が複数あると、
注意が拡散してしまいます。
結果、その場面に集中できなかったり、
重要なことが伝わらないでしょう。

舞台中央に3人が集まっているとして、
そこでは2人の関係がメインだとします。
残る一人は、いるだけでいいのか?
メインの関係を強調するためには、
「存在感のコントロール」が必要です。

自分の思いつく範囲では…
顔を照明から外す、あるいは身体ごと。
照明そのものを弱めてみる。
または、2人から離れて客観的に眺める。

演技経験者ならどう考えるでしょうか?

2005.02.04
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by 4n8f | 2005-02-04 17:54 | ライト・舞台

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