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物語みたいなものを書いてみます。
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LightDropsComeDown
雨宿り。最初はぽつぽつって感じの雨が、急に強く降ってきて、なんだかドラマみたいな感じになってきた。あっという間にぐしゃぐしゃになったけど、それでも弱くなったらいいなと思って、近くの軒下に避難。こうやって雨がやむのを待つって最近ないかもなぁ。歩いて学校に通っていたころは、雨がひどくなってきたらこんな感じで空を眺めながら雨宿りしていた。田舎だからそんなに避ける場所はないんだけど、たまたま近くにちょうどいい軒下があるとみんなで駆け込んだ。私たちの目の前を、男の子たちはずぶ濡れのまま走っていったけれど。



今度はサスペンスドラマみたいな感じ。雷がゴロゴロ鳴ったり、暗い部屋がぱっと明るくなるような光が目に飛び込んでくる。怖くはない。安全な場所にいるからってのもあるんだけど、いつもと違う雰囲気になって、ちょっと楽しい。放課後にみんなが雷にきゃあきゃあ言っていたときも、私は違う意味で騒いでいたかもしれない。なんだかよく分からないけど、みんな私の周りに集まってきたな。お守りじゃないんだよ。泣き出した子もいて、そんな様子を見ていると、大丈夫大丈夫って手を握ってやる一方で、こうした方が男の子の受けはいいのかななんて嫌なことを考えたりもした。

おしゃれ長靴がいいなっと思う。いざ買おうとするとなかなか買えなくて、それでもしばらくするとまた欲しくなって見に行くんだけど、結局また手が伸びない。街を長靴で歩いても別に変じゃないのにね。どこかで田舎ってイメージを持っているのかな。コンプレックスみたいな。田舎ではみんな普通に履いていたけど、それっておじちゃんおばちゃんだ。中学に上がったらもう長靴は卒業。早い子は小学生のうちからやめていて、なんだかそれに憧れたなぁ。長靴を履かなくなったら、長靴は農作業と子供用、なんて思うようになって、それにまだ引っ張られているかもしれない。

どれだけ待ったのかは分からないけど、止む気配はない。仕方ないから、閉じた傘を開いて、えいっと雨の中に飛び出す。傘に雨粒が当たってバチバチ鳴っているのを聞くと、ちょっと怖い。雷は怖くないのに。ちょっとした浅い川を歩いているような感じになっていて、もういいやって思う。中途半端に濡れるなら、もう思い切って。いろんなところを歩いてきたスニーカー。雨にも負けず、風にも負けず、雪にも負けず。車のライトを反射して、街灯の光を反射して、水しぶきが光の粒に見える。
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by 4n8f | 2008-08-30 06:58

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