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物語みたいなものを書いてみます。
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カテゴリ:音楽配信( 79 )
『だれが「音楽」を殺すのか?』
津田大介氏の著書、
『だれが「音楽」を殺すのか?』
という本をコツコツ読んでいます。

CCCD、輸入権、違法コピーや
音楽配信について、
詳しく客観的に書かれており、
現在の音楽を巡る問題の現状と背景を
把握するのに最適だと思います。
敵と戦うにはまず敵を知らねば、
といったところでしょうか。

津田氏のサイト「音楽配信メモ」も
ちょこちょこ見ていますが、
音楽配信や著作権について、
考えさせられるものがあります。

iPodの「板ガム・サイズ」バージョンが
ニュースになっていましたが、
音楽配信を巡る動きは目が離せませんね。

2005.01.13
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by 4n8f | 2005-01-13 12:15 | 音楽配信
ベスト盤が消える日
一度リリースした曲をまとめて
再発するベスト盤がやたらと出されます。

90年代後半以降、
デビューからベスト盤を出すまでの期間は、
短くなっているという印象を受けます。
驚いたことに、
ファースト・アルバムを出してから、
しばらくしてベスト盤を出した人もいました。

CDセールスのうち、
ベスト盤が大きな割合を占めている、
という主張もあります。
やたらと売れたベスト盤と言えば、
宇多田ヒカルのシングル・コレクション
が有名なところでしょうか。

ベスト盤は固定ファンの
コレクター心理を刺激します。
シングルもアルバムも持っているけれど、
ベスト盤が出たら買わずにはいられない。
中には、やむなく買うという人もいます。

あまり既発表曲ばかりをまとめて
出しているとひんしゅくを買うので、
時には未発表曲や新曲を少し混ぜたり、
音質向上などといった宣伝文句をつけて、
お得感を出します。

「アーティストは好きだけど、
コレクターと思われるのは嫌」
というリスナーに、
「普通のベスト盤ではない」と思わせ、
買うことへの正当化を与えているのでは。
レコード会社にとっては、
アルバムの大部分がリサイクルですから、
利益は大きいわけです。

我思うに…
ベスト盤に頼る時代は
もう終わりなのかもしれません。

ダウンロードが当たり前の世代では、
全てのCDを揃えたいと思う
熱烈な固定ファンが減少しますから、
固定ファンを狙っても売り上げは
(少なくとも現在よりは)減少すると思われます。

また、ベスト盤が新規リスナーの開拓に
大きな役割を果たしていると考えられますが、
1曲ずつダウンロードした方が得だと考えれば、
ベスト盤の役割が小さなものになるでしょう。

「アーティストの知らないところで出される」
というイメージも持たれているベスト盤、
無意味なものになる日もそう遠くないと思います。

2005.01.12
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by 4n8f | 2005-01-12 16:56 | 音楽配信
音楽に「おまけ」は必要?
接近する音楽とIT――2005年はどうなる?
ITmedia Lifestyle より

2004年以上に今年は、
音楽配信がCDセールスを食っていくでしょう。

このように言われていますが、
本日の記事、結論から申しますと…
CDは「おまけ」つきの音楽を売る。
ダウンロードは音楽のみを売る。


現在のヒットのパターンとして、
ヒット曲を聴き、その曲が含まれる
アルバムを買う、というものが考えられます。

「流行っているから」という理由で
そのヒット曲をフルで聴きたい
というライト・ユーザーの場合、
そのヒット曲だけを聴きたいわけで、
1曲ダウンロードが丁度いい。

CDアルバムの「メガヒット」は
ライト・ユーザーによる購入が
大きな割合を占めていると考えられます。
(売れまくったアルバムの次は売り上げが
ガクンと落ちていることがほとんどです)

1曲150円から200円で買えるとなると、
1000円のシングル、3000円のアルバムを
買う気にはならないと思うのです。

余分なものは要らないから曲だけ売ってよ、
というのがライト・ユーザーの本音(のひとつ)
かもしれません。

曲以外の要素(盤、ケース、印刷、歌詞カードなど)が
「おまけ」としてくっついてくるのがCDであり、
「おまけ」にも金銭を払っているわけです。

それに対して、ダウンロードの場合、
(比較的)純粋に曲そのものに
対価を払っていることになります。

音楽ダウンロードは、すぐには
固定ファンに受け入れられないと思いますが、
ライト・ユーザーを狙うならば、
時間と金銭をかけてアルバムをつくるよりも、
1曲つくってすぐに配信していく方が
おそらくは効率的です。

繰り返しますが…
CDは「おまけ」つきの音楽を売る。
ダウンロードは音楽のみを売る。

「おまけ」の要らない人にとって、
CDは割高に感じられるため、
ダウンロードを活用するでしょう。

「おまけ」ばかり充実させても、
メインの商品をいいと思わせないと売れない

という根源的な問題に直面するのかもしれません。

長々と書いてしまいました。
最後にひとつ。
上記のITmediaの記事にありますが、
「もうメガヒットの時代ではない」
という言葉は実に興味深いですね。

2005.01.11
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by 4n8f | 2005-01-11 17:32 | 音楽配信
GB 2004
2004年はアニバーサリー・イヤーだったと言えます。
あちこちのバンドやグループが
デビューX周年を迎えていました。

10周年はGLAY
15周年はドリカム
20周年は吉川晃司やTM NETWORK
(もっとあったはずですけど、忘れました)

まあ、何年やったかなんてどうでもいい話ですが、
区切りをつけたいのも分かります。歴史はやはり重い。
とは言え、歴史を背負いつつも、
フットワーク軽くモデルチェンジする
アーティストに魅力を感じますね。

明日からもそういう音楽を聞き続けるのでしょう。
どうなることやら2005年。

2004.12.31
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by 4n8f | 2004-12-31 23:30 | 音楽配信
パッケージの未来
音楽ダウンロードはCDを追い抜けない

 JupiterResearchの調査によれば、
 少なくとも2009年までは、
 音楽購入の主役がCDから
 音楽ダウンロードに移ることはなさそうだ。
 (IT media ライフスタイルより引用)

パッケージ文化は根強く残る、
ということですが、
いずれ音楽配信が主流になるのは
疑いようの無いことでしょう。

レトロ感を漂わせるレコードなら
付加価値が生まれるのでしょうが、
CDには中途半端な古さしかなく、
中古市場も活性化しない気がします。

音楽配信が主流になったとき、
CDは消えてしまうのでしょうか?
CD-Rだけが残される…?

考えてみると、
完全なCD世代である我々は
音楽媒体の世代交代を知りません。

個人的には(歴史的な?)世代交代を
目の当たりにするということに
興奮を覚えているのですが…果たして♪

2004.12.03
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by 4n8f | 2004-12-03 16:42 | 音楽配信
脱チャート至上主義
「音楽チャート」の話です。長文です。
まずは有料ダウンロードに関する記事を。

音楽ダウンロード自販機、ロンドンに登場
IT media ライフスタイル より

最初は大きな駅に設置し、
その後は大通りの店などに
増やしていくようです。

イギリスでは、近年、
有料ダウンロードによる販売曲数が、
店頭販売の売り上げに近づいているそうな。

その状況を受けて、音楽チャート会社が
ダウンロード状況をチャートに反映させようと
動いているとのこと。

ひっかかることがひとつ。

それほどチャートは必要なのか?

チャート(=売り上げ数)による
音楽(orアーティスト)の価値づけ、ランク付け。
もうそろそろ、チャート至上主義から
脱却してはいかがでしょうか?

以前、recommuniというサイトを
ここで紹介しました
が、
音楽ファイルを提供するユーザーが
推薦コメントを載せる、
という方式のファイル交換サービスです。

(多少内輪ではありますが)
数字だけではなく、
ユーザーの評価によっても
曲が生き残るかどうか決まるのでしょう。

良いと思ったユーザーが多いほど
曲はレコメンドされ続けるでしょうし、
共感する人が少なければ、その曲は
消えてしまうと思います。

チャートで1位を取ったから聴いてみてよ、
と言われて、多くの人間が飛びつくとは
思えないのです。

どれだけ多くの枚数が店頭から消えたか、
ではなく、
どれだけ多くのリスナーの評価を得たか、
というところが重要でしょう。

チャートはあくまでも現象であり、
価値判断のひとつではあっても
中心にはなり得ないのでは。

リスナーによる評価が多少なりとも
曲の価値づけに反映されることが
大事だろうなと思うのです。

ダウンロードやファイル交換
といった新しい市場が、
従来の市場を食っていく現在だからこそ、
曲の価値づけの考え方も変わる
可能性があるのではないでしょうか。

2004.11.16
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by 4n8f | 2004-11-16 16:49 | 音楽配信
トムジェリP2P
音楽ファイルの交換は減少していない
Exciteニュースより

有料のダウンロード・サービスを
保護し、活性化させるために
違法な音楽ファイル交換を
取り締まっているそうな。

「トムとジェリー」みたいなもので。

もしトムとジェリーが一緒に
暮らし始めたら話は終わります。

P2Pユーザーとレコード会社の
終わりなきトムジェリであります。

2004.10.28
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by 4n8f | 2004-10-28 17:27 | 音楽配信
The Music Network
recommuni(レコミュニ)」という
「参加型音楽配信コミュニティ」
なるものがあります。

会員どうしで音楽データを
やりとりするサイトです。
ある会員が
他の会員に聴いてほしい曲を
推薦コメントとともにアップし、
興味を持った会員が有料で
それを落とすという仕組み。
会員になるには知人の紹介が
必要ですし、名前も公開します。
(詳細はこちらを参照してください)

こうした動きは、
コピーコントロールなど、
行き過ぎた著作権保護に対する
不満から始まったのでしょうが、
新しい音楽配信のあり方を
提示するにまで至っています。

上から制約をかけるよりも、
ユーザー間のルールを定め、
モラルを保つ
ことの方が
全体として有益だということでしょう。

理想論的な部分もありますが、
新しいモデルをつくり、
発展させていこうという
動きは重要ですね。

個人的にはパッケージの流通も
平行して続いてほしいのですが、
音楽の届け方や受け取り方も、
よりマトモな方向に向かって
もらいたいと思います。

ネットワークを使った
草の根からの社会変革です。

2004.10.06
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by 4n8f | 2004-10-06 14:07 | 音楽配信
ジャケ買い推進派
音楽CDトレーディングサイト
「recoya.jp」ベータ版


中古レコード店を介さない
中古CDの取引、ということです。

このデータ時代にあえて
パッケージ売買のための場所を
提供しようという試みですね。

個人的には、
データだけというのは
味気ないと思います。
ジャケットも含めて
自分のものにしておきたい。

とは言え、新品ばかりを
買っているわけにもいかず。
中古レコード店を巡って
安くて音がいいCDを探します。

それでも欲しいものが
見つからない場合は、
こうしたサイトを活用できる
かもしれませんね。

ジャケ買い万歳!

2004.09.30
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by 4n8f | 2004-09-30 17:01 | 音楽配信

4N8が書いていま、す
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